賞状書き方・マナー

賞状の種類

表題として、賞状・表彰状・感謝状・卒業証書などが一般的ですが、

賞状は全ての書状の総称となります。

賞状を制作する際は、シーンに応じた表題や主文とし、

書き方のルールやマナーに注意が必要です。
賞状
スポーツ競技、コンクール、文化活動、学術、営業成績などにおいて、その優秀な成績を賞め讃えて主催者が団体や個人に授与する書状です。「優勝」や「第〇位」などの結果順位が記載されます。
表彰状
社会生活において大きな功績を残したり、他の模範となるような行いを讃える場合に授与する書状です。公共性を帯びたものであり、社会的な信頼度が高く、賞状類の中では最も上位に位置づけられます。
感謝状
民間人や部外者などの職務に関わらない任意の協力や善意、大きな功績や功労があった方に対して感謝の意を表して贈る書状です。
卒業証書
児童・生徒・学生などに対して、校長(学長)がその学校の全過程を修了したことを証明する書状です。
修了証書
あらかじめ定められた教育、訓練、研修などを修了したことを証明する書状です。
認定証書
資格試験や評価審査などに合格、研修や講習などにおいて一定の過程を習得・取得したことを証明する書状です。

賞状の記載項目について

賞状は、表題・受賞者名・主文・贈呈日・贈呈者名から構成され、

書き方には基本的なルールや注意すべきマナーがあります。

①表題を決めます

賞状の主題として、中央よりやや上目の位置に最も大きく太字で入れます。
賞状 / 表彰状 / 感謝状 / 卒業証書 / 修了証書 / 認定証書

②受賞者名を入れます

受賞者名には、敬称の「殿」もしくは「様」を記載するのが一般的ですが、証書や免状は、敬称を記載しない場合もあります。
表題より小さく、贈呈者名・主文より大きく入れます。受賞者に敬意を表し、贈呈者名より少し高い位置から入れます。
また、受賞者名の右上に社名や学年、順位などを入れたり、左下に生年月日を小さく入れることもあります。

③主文を決めます

下記のルールに注意し、簡潔な文面となるようにします。
  • 句読点はつけない。
  • 文頭の1字下げはしない。
  • 頭を同じ高さに揃える。
  • 改行は「よって」「ここに」などの結文に移るときのみ一度まで。
  • 行数は2行~10行程度。
  • 文末の表現は、表題に対応させる。
    賞状 → 「賞します」
    表彰状 → 「表彰します」
    感謝状 → 「感謝の意を表します」

句点、読点はすべて省略

賞状の文面には「句読点を付けない」のが慣習となっています。
表彰する相手を敬って手渡すものであるため、読みやすいように句読点を付けるという気遣いは、失礼にあたる(句読点を付けないと読めない)という理由からです。

④贈呈日を入れます

年号は元号「令和」を用いて、年月日の数字は漢数字で記載します。
本文より1文字下げて一番小さい文字で入れます。

⑤贈呈者名を入れます

贈呈する団体名・代表者名(肩書付き)を記載します。
贈呈者名は受賞者名より小さくします。会社名や組織名は代表者名よりもやや小さめに、肩書は代表者名の真上に代表者名より小さく入れます。

⑥社印・代表者印を押印します

贈呈者名の下に押印します。

社印・代表者印について

会社印・組織印(角印)や代表者印・社長印(丸印)を押印するのが一般的です。
押印することで、その賞状(証書)の贈呈者である本人が間違いなく発行したという証明になります。贈呈者が団体の場合は、その団体を代表する人の印章を用い、英文賞状や代表者が外国人の場合は、本人のサインがこれにとって代わります。